5月22日(金)夜の日記

20時。もう外は、あの2週間前の異世界のような暗さと人影のなさはない。

あちこちの店の灯りがついてはいる。ただ歩いている人はやはり少ない。

うちは、常連のおじさんがタイカレーを食べに来てくれて、そして今池open houseでテイクアウトしたコロッケをお裾分けで下さった。コロッケって絶対に手作りが旨いけどすごく手間はかかる上にそんなに高値で出せるものではないから、店としてメニューに加えるのは本当に難しい。それをこんなに美味しく出してるなんてさすが私の人生の先輩、森田さんがオーナーのopen houseだよ。尊敬します。

さて20時にはもううちの店にはどなたもいらっしゃらなかったので閉店。外に出ると、ある居酒屋さんのカウンターには白いワイシャツ姿のサラリーマン諸氏が集っている。会社帰りにもうそろそろ飲みに行こうかと立ち寄った、という感じだよね。ほんと、そろそろだよね、ゆっくりと「今日はちょっと飲んで帰ろう」って感じになってくるよね、と武田と話しながらそういうお店を眺めつつ帰る。

車で、とても有名で毎日混みあっていたお店の前を走る。その店も昨夜は店の前に少し行列ができていた。多分、中の客席数は減らしているかもしれないけれど、そういう光景を見るのも久しぶりだった。

公園では、あじさいに小さなつぼみが付き始めている。




ロジウラのマタハリ春光乍洩

いい音楽といいごはんのカフェ。 名古屋市中区大須の小さなアジアンカフェです。