月曜レコード倶楽部
12月からマタハリでは月曜夕刻からはレコードをかけようと思います。
題して「月曜レコード倶楽部」。
うちが持っているレコードもかけますが、是非、皆さんが所有しているレコードを1枚、お持ちになっておいでください。そのA面かB面、お好きな方をおかけします。
ジャンルは不問です。
音楽はひとりで楽しむことも大切ですが、1枚のレコードを不特定多数の人で楽しむのも素敵じゃないですか。しかもそれが懐かしいアルバムだったり、または思いもよらないアルバムだったり。
きっかけはこの本でした。
マイク・ミルズ・作 柴田元幸・訳
「鑑識レコード倶楽部」
月曜夜に小さなバーに集まり、厳格なルールのもとでただレコードを聴くというイギリスの小説です。この設定を見た瞬間、『そうだ、うちの店が出来たらこれをやろう』と思ったのです。
とは言え、うちで開くのに厳格なルールはないし、この物語に出てくる「告白レコード倶楽部」のようにレコードかけながら告白することもありません(笑) ただ自分のレコードをかけたり、お茶を飲みながら誰かのレコードを聴いているだけです。
これをやろうと思ったときは知らなかったのですが、今はCDの売れ行きが激減しているにも関わらず、レコードやはたまたカセットテープが音楽ファンの間で売れているそうです。しかしレコードを買っても聴くのはそこについているQRコードを読み取って配信で聞くことが主だそうで、プレイヤーを持っている方は変わらず少ないそうです。だから、そういう方たちのレコードもうちでおかけすることが出来たら楽しいだろうなって。
大須に店舗が決まったとき、驚いたのがうちの店の近所はレコード屋さんにぐるりと囲まれていることでした。
Greatest Hitsさん・File Underさん・Zooさん・バナナレコードさんと近所に4軒もあります。また栄にはディスクユニオンさんもあります。
そして近所にライブハウスELLもあるせいか、お客様から聞こえてくる会話が椿町のとき以上に音楽に関する話題が多いことに気付きました。
そんなわけで。
月曜の夜はレコード持ってマタハリへ。
レコードを聴きながら良い夜を過ごしましょう。
あなたのレコードもぜひお持ちください。
誰でも好きなようにお越しください。
あ、基本的には通常営業ですので、最低1品のオーダーはお願いします。
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